シニア野菜ソムリエ花井綾美と「広島の大地の旬」をいただきましょう
2014年4月20日

 

 

ご主人が海藻を研究されておられるSさんが
ご夫婦でうちを訪ねてくださいました。
縁側でお茶を飲みながら、ご主人から
「海の浜に打ち上がる海藻を畑において土を肥やす」
という興味ある話を聴きました。

海藻のミネラル分によって畑が肥沃になり、

畑には海藻を好んで蜜蜂が寄ってくるというのです。

農薬使用などによる環境の悪化によって激減した蜜蜂が、
また戻ってくるとはすばらしいことです。

蜜蜂が絶えた地球には人間も住めなくなると言います。

取り返しがつかなくなるその前に、

いのちを循環させて、
本来の自然を取り戻す取り組みです。

農家さん、どうでしょう?
写真は、海藻で荒れた土地を肥やして
ジャガイモを作ってきたアイルランドを思い出して。

ジャガイモのローズマリー焼き。

 

 

2014年4月13日
雨の日曜日、
大量の筍を下茹でしながら食の本を読むという快楽的な休日。
きょうの1冊は「タネが危ない」種苗店三代目野口勲著。
写真はスイスチャード、和名で不断草。
パリのマルシェから下町の八百屋さんへ、
名前でずいぶんと印象が変わりますね。
ほうれん草と同じアカザ科、
煮るとせっかくの色が飛んでしまいうので、
サラダか炒め物に。
種によって葉柄が黄、ピンク、オレンジなど色が異なります。
天然色の不思議さと美しさに見惚れます。
色が美しいの園芸としても楽しまれているそうです。
北海道のガーデン「十勝千年の森」で見たスイスチャードは、
それはもう大きく元気に育っていました。
ここは、おすすめの場所。
北海道の雄大な自然を活かした
それは素晴らしいガーデンでした。
 
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