正月から食べ続けて、昨夜の焼き肉が胃にとどめ。
もう何も欲しくない。と、いいながら、
でも朝になればお腹はすいてしまうんですね。
果物ならば入りそう。
薪ストーブでりんごを丸ごと焼いてみました。
りんごの芯をくり抜き、空いた穴にハチミツをたらし入れ、
アルミホイルですっぽり包み、ストーブの直接炎が当たらない場所へ。
ホイルの外側から竹串を刺してみて、お、焼けた。
熱々を皿に取り、ナイフで割ってみれば、
うっわぁ、りんごの生命体だ。
ねっとりとした果肉は、自らの蜜とハチミツの甘さをからみつかせ
やわらかく甘い。
火をあやつることを覚えたニンゲンが、
最初に調理をしたのは、木の実だったか。
それまで硬くて食べられなかった実が、
ホクホクとしたおいしさに変化を遂げたとき、
どのような歓声をあげたのか。
想像してわくわくとします。
原始の料理、そのおいしさと喜びを
ことしの料理のテーマにできないだろうかと。