「スローフード」という言葉、お聞きになったことがあるでしょう。
早くできる安くできるファストフードの反対語かというと、そうではなく、
簡単に言えば、わたしたちの命を養う食、
たとえば野菜や魚や肉などを、それらが生まれる風土ごと
守っていこうという運動です。
今どき良いものを育てようとすると、手間も時間もかかります。
コストが合わないというだけの理由で、良いものが消えていきます。
消えてしまったものは容易には取り戻せない。
みんなで守り、みんなで育てよう。
そんな運動の核になる非営利団体
「スローフード日本」の設立大会が神戸市で開かれました。
ランチパーティーでは、
神戸のスローフード、灘の酒粕、有馬山椒、いかなごのくぎ煮を練り込んだ
パンが供されました。
酒粕のジャムがおいしくて、じぶんで作ってみたいと思います。

料理教室やTV料理コーナーで毎月いくつかのレシピを紹介しますが、
なかで誰もが口を揃えておいしい！と言われるものが１つはあります。
そして今月のヒットが「幸せごはん」のページに掲載のもの。
中華めんの味がすると好評。食材は切り干し大根ですが（笑）。

昨日の「幸せごはんクッキング」のメンバーには、
中国の方が2名。同じ野菜でも話を聞くと日本と使い方が異なって興味深い。
たとえば、枝豆。さっと茹でて塩をパラリとふると日本の夏ですが、
あちらではいろんな野菜と一緒に煮込むのが普通だそうです。
素材の味を生かしシンプルに調える和のtasteに驚きながら、
楽しまれているご様子。
他の国の方々も大歓迎。Come on！

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