X 「●△×○・・・・・」
わっち「・・・・・・・・・・好き?」
X 「△■○×・・・・・」
わっち「ぇ・・・・ヤダぁ」
X 「×□○・・・・・・・」
わっち「ん、・・・・はやく、ね」
そんなケータイ電話のやり取りを、背後で聞いていた来訪中の証券マン2人。
電話を切って振り向くと、あわてて視線をそらせて、どぎまぎ。
なんてことはない、夫と、夏のシャツを買う相談。
言ってはつまらないので、「うふ、ふ」と意味深に笑っておいた。
浮いた噂のひとつも立てばいい、梅雨の合間の晴れの午後。
庭では、半夏生が、浴衣美人の風情です。