幼い頃から家に納豆を食べる習慣がなく、大人になってイザ食べようとしたらダメでした。寿司、天ぷら、卵焼き、アボガドあえ、京都の料亭ですすめられた稀少藁づつみも、どれもダメ。栄養があるからといって、無理して食べるのもどうかと思いながら過ごしてきました。ところが!生きてりゃ奇跡も起こるというものです。先日、蕎麦打ちのイベントを行った際、トッピングに用意したトマト柚子胡椒炒め、キムチ、生卵を冷やし蕎麦の上にのせて食べてみれば、「あら、悪くない」それからというもの、知人友人からいろいろな食べ方を教わりながら、食べなかった50年分を取り戻すべく、せっせとズルズルしております。●納豆を食べるとき箸でネバネバが出るまで混ぜるのには理由があるのを、ご存じですか?酵素の働きが活発になるのですって。さ、しっかり混ぜ混ぜ。
韓国かぼちゃ、リッチーナ。「チャグナムの誓い」でもおなじみの宮廷料理ジョンは、これを輪切りにして小麦粉と卵をからめて焼いたもの。同じかぼちゃの未熟果ズッキーニよりやわらかく、淡白でくせのない味わいです。
まず小麦粉をしっかりつけ、溶き卵にひたします。多めの油を熱したフライパンでからっと揚げ焼き。醤油+酢+砂糖+ごま油のタレにつけていただきます。ズッキーニでも代用できますよ。