シニア野菜ソムリエ花井綾美と「広島の大地の旬」をいただきましょう
2008年12月1日

週末は家で、若手邦楽トリオのライヴ。
台所で夕食の支度をしながら本番前のリハーサルを聴く。
茹でたてのブロッコリーをつまみ食いしながら
一流の音を独り占めする贅沢なこのひとときがあれば、
ぎゃらりぃ運営のための持ち出しもプラマイゼロ、
どころが気分的には大きくプラス。

そして日曜日の夜は、ツンちゃんのライヴハウス「PICO」でジャズ。
広島在住の50代のベテランと20代の若者たち6人の何とも温かなセッション。
飛び入りで叩いたツンちゃんのパーカションもゴキゲン!
引率した知人友人6名も大満足。これでまたPICOファンが増えました。

金曜日はクラシックのヴァイオリン、
土曜日は箏と三味線と尺八、
日曜日はジャズと、音楽の3連チャン。
睡眠不足もあってバテるかなと思ったら、
音楽がビタミン剤になって体にぐんぐん吸収されて元気に。
遅く家に帰り着いて、深夜の散歩。
いつも前を通るレストランの店内にまだ灯がついていた。
ここしばらく感じている浮遊感、
現実生活に少々支障をきたしているものの、悪くない。
ふわふわ夢の世界を浮遊する冬のカモメなれど、
夫のために弁当を作ることは忘れず。
ここらへんが、自由のたいまつを掲げ続けるためのツボですね。



2008年11月29日

チケットがあるのでいかが? と誘われて
広島交響楽団の定期演奏会へ。
昨年チャイコフスキー国際コンクールで優勝したヴァイオリニスト、
神尾真由子がゲストとあって今回はプラチナチケット。
象牙色のシンプルなドレスで登場した彼女、
曲目はチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲ニ長調。 
はたして紡ぎ出されるその音は、天上の花
ふくよかで、力強く、澄みわたる。
演奏フォームも洗練されてかっこよく、
音楽の神に選ばれ祝福されたものが放つオーラに圧倒される。
アンコールの見事なソロ、バックの楽団員たちも
ステージにいながら聴衆になりきっているのが可笑しかった。
家に帰り着いても、昂ぶったまま。
ただでさえ睡眠障害なのに、今夜も眠れそうにない。
夜と朝のあいだに独り
遠い国で見た、冬のかもめみたいな気分。


 
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