シニア野菜ソムリエ花井綾美と「広島の大地の旬」をいただきましょう
2016年7月26日

先日、薬膳のセミナーに参加する機会がありました。
基調講演と薬膳を理解するパネルディスカッションの
東京の一流ホテルのシェフによる薬膳フレンチのフルコース。
薬膳といえば、なにやら薬臭いイメージもしますが、
本来、旬の体に良いものを選んで食べる食事のこと。
医食同源という言葉もあるように、
わたしたちは薬膳をごく自然に日々の食事のなかで実践しています。
たとえば、うなぎといえば山椒。
山椒は「薬味」、
うなぎの脂肪の酸化を抑え、消化を促してくれます。
冷や奴に大葉やネギ、ミョウガを添えるのも
意味があってのことですね。
薬膳は、そもそも中医学(中国医学)からきたものですから、
クコの実、丁字、きくらげ、八角など
日本食にはなじみのない食材も使われますが、
身の回りにある食材で十分、
薬膳的な体をいたわるバランスの良い食事はできます。
たとえば夏は疲労回復効果のあるゴーヤー、
暑さでほてった体をクールダウンしてくれるスイカや茄子、
冷房による冷えを解消する生姜など、など。
病気のなる前の状態を「未病」といいますが、
食によって日々の健康を保つことは、本当に大事なことです。
命を養う食について、あらためて考える機会となりました。


キュウリのスパゲティ スイカのガスパチョソース

イサキのポアレ 豆苗とゴーヤーのバジル風味

牛ヒレのステーキ、蓮根の金平とハナビラタケ添え

 

 

2016年7月20日

「さて、どっちがハラペーニョ?」

庄原の農家さんが夏野菜をどっさり送ってくださいました。
千両ナス、米ナス、とうもろこし・・・その中に、唐辛子のそっくりさんが。
ひとつは厳密に言えばピーマンで、甘くて食べやすい「こどもピーマン」。
そしてもう一つは唐辛子の辛さ世界上位を誇る「ハラペーニョ」!
青タバスコの原料にもなっています。
間違えると大変です。
さて、どちらがハラペーニョかわかりますか?
正解は末文に。

唐辛子は、中南米原産のナス科トウガラシ属。
1493年、コロンブスが最初の唐辛子をスペインへ持ち帰りましたが忘れられ、
ブラジルで再発見をしたポルトガル人によって伝播され、各地の食文化に大きな影響を与えるに至りました。
コロンブスは、唐辛子を胡椒と勘違いしたままだったので、
これが後々まで世界中で唐辛子 (red pepper) と胡椒 (pepper) の名称を
混乱させる要因となったということです。

トウガラシの辛さを表す単位としてスコビル値というものが使われます。
これはトウガラシをエキスにし、
その辛さを感じなくなるためには何倍の砂糖水に溶かさないといけないかを表す単位で、
当初は人が実際に試して行われていたそうです。
現在はカプサイシンの量を測定器にかけて計る方法がとられているようです。
ちなみに世界でもっとも辛いとギネス記録を更新したトウガラシは、
オーストラリアで作られている「トリニダード・スコーピオン・ブッチ・T」。
その辛さはハバネロが10万から30万スコヴィルなのに対し、
146万スコヴィルもあるそうです。
気が遠くなる辛さ、もはや口にはできないかも。
ちなみに「ハラペーニョ」は辛さは2500~8000スコビルと言われています。
激辛世界一を競う品種に比べればかわいいものですね。

正解=上がハラペーニョ

 
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