シニア野菜ソムリエ花井綾美と「広島の大地の旬」をいただきましょう
2016年7月29日

花井 綾美さんの写真

一般のオクラより大きく、それでいて果肉はやわらかく色もきれいな「広島おくら」。
広島でも知らない方が多いのが残念です。
少し前には、
ズッキーニが畑でどのような姿で成長するのかを知らない方が多いのにも驚きました。
畑と食卓の距離は想像以上に遠いようです。

花井 綾美さんの写真

 

花井 綾美さんの写真

生物としての野菜の美しさ、興味深い生態、
地場の野菜のすばらしさを知って欲しくて書いた本「野菜がいっぱい!100万人の幸せごはん」。
発刊当初は不出来が目に立ってPRもしなかったのですが、
4年経って今、我ながら良い本だと素直に感じています。
私自身にとっては、野菜が好きでたまらなかったあの頃を忘れないためのバイブルです。
発刊後、全国図書館推奨図書にも選ばれたので広島市内の全図書館に置かれています。
Amazonなどでは古書で安く入手できます。
野菜の面白さを知る入り口として、
お暇があれば図書館をのぞいてめくって頂けたらと思います。

2016年7月26日

先日、薬膳のセミナーに参加する機会がありました。
基調講演と薬膳を理解するパネルディスカッションの
東京の一流ホテルのシェフによる薬膳フレンチのフルコース。
薬膳といえば、なにやら薬臭いイメージもしますが、
本来、旬の体に良いものを選んで食べる食事のこと。
医食同源という言葉もあるように、
わたしたちは薬膳をごく自然に日々の食事のなかで実践しています。
たとえば、うなぎといえば山椒。
山椒は「薬味」、
うなぎの脂肪の酸化を抑え、消化を促してくれます。
冷や奴に大葉やネギ、ミョウガを添えるのも
意味があってのことですね。
薬膳は、そもそも中医学(中国医学)からきたものですから、
クコの実、丁字、きくらげ、八角など
日本食にはなじみのない食材も使われますが、
身の回りにある食材で十分、
薬膳的な体をいたわるバランスの良い食事はできます。
たとえば夏は疲労回復効果のあるゴーヤー、
暑さでほてった体をクールダウンしてくれるスイカや茄子、
冷房による冷えを解消する生姜など、など。
病気のなる前の状態を「未病」といいますが、
食によって日々の健康を保つことは、本当に大事なことです。
命を養う食について、あらためて考える機会となりました。


キュウリのスパゲティ スイカのガスパチョソース

イサキのポアレ 豆苗とゴーヤーのバジル風味

牛ヒレのステーキ、蓮根の金平とハナビラタケ添え

 

 

 
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