1月9日付の朝日新聞の取材記事「へこむなニッポン」
北海道の穂別町(現・むかわ町)に住む平均年齢76歳のグループが、
町の人たちを主役にして自主的にミュージカル映画を作り続けているという。
たまたま町に講演にやって来た雀洋一監督に、
「わしらでも映画が作れっべか?」と質問したコウちゃん83歳をリーダーに、
79歳の監督、74歳の主演女優など総勢350名が映画作りに参加。
6年間で3作を完成させたというからすごい。
撮影に入る前に欠かせないのが全員の血圧測定だったり、
入れ歯がずれて上手く台詞が言えなかったり。
それでも「いい爺ライダー」「台所ダンサーズ」と、
映画のタイトルは元気いっぱい!
暮らす人の熱気が上昇気流を生む。
これがホントの町おこしってものでしょうね。
捻挫の痛みもほぼ癒えて外出。
久しぶりに外を歩いて、見上げた夕空。
墨絵のようできれいでした。