シニア野菜ソムリエ花井綾美と「広島の大地の旬」をいただきましょう
2009年3月28日

きょうは午後から能のセミナー。お茶の用意だけして、
あとをYさんにまかせてベジフルコミュニティ広島の総会へ。
ベジフルコミュニティ広島とは、広島の野菜ソムリエの集まり。
農家見学、農産物加工体験、フードフェスティバルへの参加など
さまざまな活動を通じて野菜ソムリエとして必要なスキルを磨いたり、
産地と消費者を結ぶお役を果たします。
会員には八百屋さん、青果市場で働く人、農家の方などプロの方が多くて、
その知識の深さにアマチュアのうさぎは感心するばかり。
総会の後、果樹研究所の依頼で行われた新柑橘の試食品評。
5つの種類を食べ比べて味を見るのですが、
皆さん「あ、これは清美と文旦のかけ合わせね」なんて
知ってて当たり前のようにおっしゃる。
「にがい」「酸っぱい」だけじゃダメなんですね。
でも、みなさんいい方ばかり。
マイスターの一次試験の結果待ちのうさぎに、
「二次と三次の試験のことならパッチリ教えますよ」と頼もしいのは、
マイスターを修了したばかりの青果市場のHさん。
見ますか?と大阪での授与式の写メ。
難しい資格だもの、嬉しいですよね。分かります。
偶然にも「ぎゃらりぃ手」のお客様だったMさんもいらして、
一緒にがんばろうと話が弾みます。
同じものをめざす、このワクワク感ってなんだっけ。
そうだ!高校のクラスマッチ。みんなが一つになれた、あの感じ。
最年長は本会の顧問のOさん、
果実に詳しくジャムを作らせたらプロ顔負けの紳士です。
早速、ジャム作り教室の講師で来てもらうことに。
文旦と清美の交配は分からないうさぎですが
「だれとでもすぐお友達」が得意技。
誰にも取り柄はあるもんです。

会が終わって、近くにいたポチとAさんと待ち合わせ
お茶を飲んでいたらあっという間に夜。
あわてて帰って夕食づくり。
今夜も野菜づくしで蓮根のきんぴらと鶏肉入りサラダと湯豆腐。
大急ぎで支度したのでレタスが皿のなかで大暴れです。
朝から多忙の一日。あしたは、
ポチが「ボクのバイブル」とまで言う五木寛之『息の発見』(平凡社刊)を
一日で読み上げるつもり。




2009年3月27日

二十歳になったぼくが、もし
七十歳まで生きられたとしても、それでも
残りの春は五十回。二十歳のこの春も
二度とふたたび巡ってはこない。
たったの五十回。美しく咲いた花を
眺めるには、とてもじゃないが足りない。
さあ、どこまでも森の中を行こう。ふわりと
雪をかぶせたような桜に見とれながら。

一世紀以上愛誦されてきた英国の詩人ハウスマンの詩。
そうなんだ、もし七十歳まで生きられたとしたら、
あと十五回。たったの十五回。
だとしたら、この春をからだいっぱいに浴びよう。
明日など忘れて桜をみていよう。


 
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