シニア野菜ソムリエ花井綾美と「広島の大地の旬」をいただきましょう
2009年5月27日

 

先週の土曜日から鷹野橋の映画館サロンシネマで
「食と農の映画祭in広島」が開催中。(5月29日金まで)
日替わりで上映される全11本の作品の中から、
「フランドン農学校の尾崎さん」と「土の世界から」を観る。
大企業のサラリーマンを辞めて30数年、有機農業に取り組んできた
尾崎さんのドキュメンタリーがとても良かった。
30アールの畑で通年70数品目の野菜を作る小規模農家。
生きていくためにはこれで十分、と足るを知る生活。
消費者の方に経費と労賃を負担してもらい、それで暮らしていく。
必要以上に儲けるという意識がないのが、いい。
高校の授業にも出向く尾崎さん。16歳の若者たちに、
「やりたいことをやっとかないと、人生楽しくないよ」
土を肥やす微生物を生かすために農薬を使わない畑は
抜いても抜いても草が生えてくる。
せっかく植え付けた苗もネキリムシが食いちぎる。
ギブアップしそうになる研修の若者には、
「もうダメだと思ってから、粘るんよ。そしたら力がつくねん」
畑仕事を貫徹させるために毎晩筋トレも欠かさない、
芯のある男の顔が、いいなぁ。
人柄を慕って多くの人が学びにやってくるから、
尾崎さんの畑は「フランドン農学校」。
最終日の金曜日まで、もう一本
「いのちを耕す」を観に行くつもりです。
ロビーでは生産者の方の農産物市、
農家の奥さんが作ったうどんを買って帰りました。

裏の野菜ソムリエ農園で収穫の水菜とチシャ、
今夜もたっぷりグリーンサラダです。
ブロッコリーもうまく育っています。



2009年5月25日

庭を造り替えたとき、
どうしても植えてみたかったアカンサス。
うす紫色の花をつけました。
1年の時を待って咲いた花に、
格別の想いを重ねます。
時間と手をかけるほど味わい深い、
人生も、カレーも。
性急に手に入れたものは、
それなりのものでしかありません。

 
11月 2024
« 8月    
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

*最新記事*



*カテゴリー*

晴れときどきのコト

ホームきょうの幸せごはん晴れときどきのコトお話しましょ食と農
花井綾美活動ファイルお問い合わせ
Copyright C Ayami Hanai All Rights Reserved.