シニア野菜ソムリエ花井綾美と「広島の大地の旬」をいただきましょう
2009年8月26日



さて、昨日の続き。
(少し長いです、あらかじめご了承ください)
JR芦屋駅から電車に乗って、京都のホテルで一泊。
京都国立博物館の向かいの「ハイアットリージェンシー京都」。
低層の佇まいが落ち着いた、とても好きなホテル。
スーパーポテトというデザイン集団の設計で、
新しいものと古いものを嫌味なく融合させています。


そして何よりの楽しみは、
庭を眺めながらゆっくりと朝食。
パンもジュースも、普段は口にしないハムもおいしい。


ホテル内のギフトショップで、いいものを見つけました。
大漁旗などを専門に作る旗屋さんの布バッグ。
染め抜かれた「めでたし めでたし」の文字が、
うさぎを祝ってくれるようで嬉しかった。
センスの良い品揃えです。

チェックアウト後、再び神戸へ行くOさんと別れて
大阪のベジタブル&フルーツマイスター協会の会合へ。
野菜マイスターとして何をめざし、それを実現させるために
何をするのか自身のヴィジョンを明解に。
理事長の言葉に深くうなずきます。
野菜ソムリエの最高峰、
シニアマイスターについても助言を頂く。
シニアのシンボル紫色のチーフは、
協会が太鼓判を押して社会へ送り込めるだけの
思考力と知識と社会性を身につけた人材のみに授与。
シニア資格者未だ全国で20数名、
それに続くために秋の受講を予定していたうさぎですが、
今年度は受講希望者が定員に達せず。
ちょっと残念ですが、
しばらくはマイスターとして日々勉強です。

 

大阪からふたたび京都へ戻って、ホテルで一泊。
1日フリータイムを山の自然を歩いて過ごそうと
鞍馬行きの叡山電車の駅へ。
夏休み最後の日曜日のせいか、
改札口は家族連れやグループで大混雑。
こりゃダメだわ、とプラン変更。
以前から行ってみたかった本屋
「恵文社一乗寺店」で本を買い、
カフェで珈琲を飲みながら読もうっと。


恵文社はイメージ通りの、趣味の良い本屋さん。
一般の書店のような定められたジャンル分けもなく、
文庫本も出版社別に並んでいません。
本好きのAさんが自分の好みでジャンル分けして
棚に並べた楽しさがあり、それを眺めて歩くだけでも
本をめくるような楽しさを味わえます。
本と同じ趣味で集めた文具や小物もあり、
どこかクラシックな匂いのある静かな空間で
買い物を楽しみました。
本を4冊と封筒、
ブルーの生地の色がきれいな輸入の布、
綿とシルクの混紡ギンガムチェックのスカート、
古いシチズンの時計のパーツが埋め込まれたキーホルダー、
そして創業90年の福井のお菓子やさんのビスケットも。
あれもこれも欲しくなる恵文マジック。
地元の書店でも手に入る本まで、つい買ってしまいました。


買いものして気が済んだら、
とたんにお腹がすいていることに気づいて、近所をうろうろ。
ありました!インド&ネパールカレーの店。
迷わず、豆と野菜のネパールカレーを注文しました。

カレーを食べ終えて、時計をみると午後2時。
さて、どうしようかなぁ。
帰りの新幹線の時間を予定より早め、
それまでカフェでのんびり本でも読んで過ごします。
人通りの少ない七条通り、
鴨川の橋のたもとにある静かな喫茶店。
川を眺めながらお茶を飲むために、
ここに足をはこびます。
そんなだから、何十回と京都へ来ても
名所はあまり知りません。
鴨川の石垣を使ってロッククライミングの練習に
励む男性がいました。
登っては、またロープをかけ直すこと小一時間。
それをずっと眺めているうさぎもいい加減暇人ですが、
いい息抜きになりました。

「充電」というよりは、いらぬものを捨てに行く旅。
清々した思いで、また日常に帰ります。







2009年8月25日

さて、昨日の続き。
尾崎さんの農園をあとにして、日も暮れた道を神戸へ。
何を食べようか? 神戸在住のAさんが「タイ料理は?」
うん、それがいいということでカーナビに店の名をインプット。
ところが、このカーナビ。とんでもない道を誘導。
結局土地勘のあるAさんが人間カーナビ、
やっとたどり着きました。



お腹はぺこぺこ、食いつくようにメニューに首をつっこみ、
まず目に止まったのが、青パパイヤのサラダ。
以前観たベトナム映画「青いパパイヤの香り」の中で、
主人公の少女が毎朝、家の前の水場にしゃがんで
パパイヤの実をそぐ場面が印象的で、
どんな味なのかとても興味があったのです。
出てきた料理、どれもおいしかった。
パパイヤのサラダは複雑なスパイスにレモンの風味がきいて絶佳。
タイ風やきそばの独特の甘味はココナッツシュガー、
青いココナッツカレーもマイルドながらしっかりスパイシー。
デザートのパフェも珍しいフルーツが入っていて、
一番底の黒いものはちょっと薬の味がする仙草ゼリー。
好奇心もいっぱい満たされて、ごちそうさま。
ここでも質問攻めのうさぎ、
丁寧に料理の説明をしてくださるオーナー、
「青いパパイヤ、いまでは宮古島で手に入るの」と、
わざわざ実物を見せてくださいました。
露地のなかにある目立たぬ小さな構えですが、隠れた名店。
この店で食べるだけのために神戸に来る価値あり。

店を出て、Aさんを家まで送りがてら芦屋のあたりをドライブ。
日本のビバリーヒルズも、時代の波に押されて
広大な敷地が切り売りされたり、
古いお屋敷がマンションに建て替わったりと様変わり。
でも、通りのショップのshowウインドーにも
道を歩く犬にも、やはり高級感が漂っています。

では、ぶらり夏、明日に続きます。

 
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