約2週間の日程で北欧の中心、コペンハーゲンとストックホルムへ行ってきました。
成田からウイーンを経由してコペンハーゲンまで約12時間のフライト。
シェンゲン協定により、シェンゲン加盟国内での移動は、
最初に入った国で入国審査を受ければ、あとはフリー。
オーストリア、デンマークも加盟国なので、
ウイーンの空港でパスポートにハンコをもらうだけで入国をすませ、
ウイーンからコペンハーゲンまで約1時間半のフライトは
国内線のような気軽な雰囲気でした。
(ビジネスクラスにしたのがもったいなかった・・・)
さて、世界一幸福度の高い国、デンマーク。
写真は平日の午後4時頃、バカンスではありません。
ごく日常的な風景です。
フレックスタイムで週37時間労働が平均的な国だから、
午後3時に仕事を終えて川辺でビールを飲みながら寛ぐこともできるのです。
収入の半分以上を税金で持っていかれる代わりに社会福祉が行き届いているから、
ほど良く働いてのんびり暮らす。
ただし、揺るぎない保障と安心は皆が働き続けることの上にあります。
「働かないと生きていけないから、引きこもりなど有り得ない。
親も子の面倒を見る経済的な余裕はないから」というのは、
現地で暮らす人の言葉でした。
これからしばらく現地で見てきたこと、感じたことをご報告してまいります。