朝夕冷えてきました。 そろそろ薄物のウールが欲しくなります。 うさぎ贔屓のショップ「４５Rｐｍ」からDMが届きました。 このお店のDMはいつもスタッフさんの手作り。 受け取るたびニッコリさせられます。 封筒を開けたら、新作の案内カードが 木綿の端切れのリボンで結んでありました。 手を惜しまない、楽しむ、心を遊ばせる。 そんなブランドのポリシーが スタッフさんの仕事に反映されていて、 お店も洋服もとてもきもちがいい。 手紡ぎの風合いで撚られた木綿やウール、 染料は天然の植物成分。 縫製も実に丁寧で、見えないところに 残り糸でちょこっと楽しんでステッチなんかが してあるところがたまらなく好き。 おばあちゃんになっても着続けたい服、 新しく買った藍染のウールのワンピースも 楽しい冬にしてくれることでしょう。 年々モノにこだわらなくなってきましたが、 肌にふれるものと口に入れるものは 心を入れて選びます。

光るススキの穂波、 稲刈りが終わった田では すくもを焼く匂い。 のどかな秋の里山を走って、 水音が聴こえる静かな場所でランチ。 サトイモの煮物、焼きサンマ、栗の甘露煮と お弁当箱にも秋を詰めました。 蒼く透き通った水に、 秋の風が波紋をつくります。 水底に小石がみえます。 さまざまな形と色が散らばる様子が、 アートのようです。 近くで野バラが赤い実をつけていました。 リースにするととてもきれいなので、 摘んで帰ろうかと迷いましたが、 やはり「野におけすみれ草」。 自然は自然にあるがままがいちばん。 ふれる美しさ、 すべて心におさめて帰ります。