きょうから3月、長女の誕生日です。
26年前のこと、出産を終えたのは静かな夕暮れ時でした。
まぶたの裏に菜の花畑が広がり、そして、つけた名は春菜。
その子がいつの間にか母になり、桜の春に生まれた花は、もうじき4歳。
母、娘、孫娘と女三代、いのちの連鎖を実感します。
「にんげんの一生なんて、土のうえで過ごすほんの一時」と言ったのは誰だったか、
それだけに、いのちのかぎりと思う春です。
フィリピンからやってきたアーティさん。
お国でプロとして稼いで貯めたおカネで、広島の音楽大学で学んでいます。
週末の午後、彼の演奏を聴きました。
甘く聴かせる、マイ・ファニー・バレンタイン ♪
ちょっと言葉はいけないけれど、「オンナたらし」とでも申しましょうか。
サキソフォンって夜の音。