きょうから3月、長女の誕生日です。
26年前のこと、出産を終えたのは静かな夕暮れ時でした。
まぶたの裏に菜の花畑が広がり、そして、つけた名は春菜。
その子がいつの間にか母になり、桜の春に生まれた花は、もうじき4歳。
母、娘、孫娘と女三代、いのちの連鎖を実感します。
「にんげんの一生なんて、土のうえで過ごすほんの一時」と言ったのは誰だったか、
それだけに、いのちのかぎりと思う春です。