書名にひかれて手に取りました、「修道院のレシピ」。

1955年に仏ブルターニュ地方の修道女たちの手によって出版され、

後に日本語に翻訳されたものです。

かつて修道院が良家の女子の花嫁学校の役割を果たしていた頃の料理の授業の教本です。

内容は当時のまま、ただし十数年前に一度だけ油脂の量を減らしたとあります。

が、それでもなおバターの分量多いです。

たとえばエスカルゴのレシピ、

「殻が閉じていない場合は10日間エサを与えないでおく」。ありゃりゃ。

うさぎのソテーもありました。ギョッ。

狩猟民族の国の食事情が感じられて面白いです。

わが家では花を楽しんで終わったアーティチョークも、野菜料理の項のトップに堂々とありました。

こざっぱりとして簡素な修道院の生活への憧れもあり、この本を手にしたのですが、

けっこうグルメ、カロリーも高いです。

日本の寺の精進料理のヨーロッパ版のようなものかと思ったのですが。

Ｐさん、Ｍさん達と一緒に豊平町の「ガレット」へ。

山間の静かな場所、軒先にはブドウ。

開け放たれた店内にはエアコンの代わりに扇風機。田舎ならではの店づくりです。

そば粉のクレープに具をのせて巻いて食べるガレット。店名はここからきているんですね。

それにしても、暑い日です。前の晩暑くて熟睡できなかったこともあり、ガレットを出た頃からぐったり。

いつもならば、あちらこちらへ立ち寄るのですが、「もう、動きたくないよね」。

Ｐさんの家まで帰って、お茶。夫婦問題について語ること3時間。

話は尽きねども、あー、次の約束、カープの試合。

球場へ駆けつけると、すでに仲間4人はスカイシートの最前列にかぶりつき。

横浜戦、弱いもの同志の盛り上がらぬゲームでもっぱらお喋り。

「スカイシート」料金は、3千円なり。

さまざまな趣向のシートが楽しめるのがマツダスタジアムの魅力。

一応すべてのシートを体験してみるつもり。

８．６の前夜で、ピース・ナイター。

場内に流れるイマジンの曲に合わせて、みんなでグリーンのピース・ボードを掲げます。

朝10時に家を出て、夜10時に帰宅。くたくた、汗だくの1日でした。