シニア野菜ソムリエ花井綾美と「広島の大地の旬」をいただきましょう
2010年9月28日

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秋の雲と夏の雲が混在する、9月の終わり。

そば畑に咲く花を見に出かけました。

庄原市一木町の営農集団の手によって休耕田で栽培されています。

全国に増えていく休耕田。

他県ではひまわりやヨモギなどを植える地区もあると聞きます。

里山の景観を守る意味でも、よい試みですね。

 

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蓼(たで)科、白い可憐な花です。

そばの実は黒色の三角形、中は白い粉だそうです。

枕に入れる「ソバ殻」は、中の白い粉を取った後の殻。

実を結び、新蕎麦が楽しめるのは11月の頃。

 

蕎麦はまだ 花でもてなす 山路かな (松尾芭蕉)

 

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まさに、花でもてなされた一日。

車を止めて見れば、コスモスに赤とんぼ。

里山は、すっかり秋でした。

 

 

2010年9月26日

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週末の夜、ひろしま美術館の中庭を借りて開いたイベント「野菜をパリスタイルで」。

夜の美術館というちょっとドラマティックな舞台で、

野菜の「花」の美しさをみつけた2時間。

みなさんに楽しんで頂けました。

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「食べられるアレンジメントって、楽しいですよね。

キャベツの葉を土台に、トマト、ラディッシュ、マッシュルームも・・・・」

フラワーデザイナーの中島さんのお話に、みなさん興味しんしん。

 

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チシャやキャベツを土台にして、竹串をつけたプチトマトやラディッシュを

バランス良く刺していきます。

下の大作は、セロリを土台に赤オクラ、タマネギ、ピーマンササゲなどを刺しています。

野菜には花とはまた違った美しさがあります。

実を結ぶ生命(いのち)の美しさとでもいいましょうか。

それを知って頂きたくて、うさぎとても頑張ってこのイベントを企画しました。

翌日「とっても良かったよ」と友人からメールをもらって、爽快な達成感。

イベントの企画運営というのは結構いろいろ気を遣っちゃったりするもんで、

途中「もうやらない」と心に決めるのですが、終わってみれば、

「また、やっちゃお」と思ってしまうのです。

 

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中島さんから心のこもったプレゼントまで頂き、感激。

お父さんが趣味で育てておられる烏骨鶏の卵。

こんなにきれいなパッケージで!初秋の夜に産まれた卵から、

また何かが育つ予感。

 
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