シニア野菜ソムリエ花井綾美と「広島の大地の旬」をいただきましょう
2017年7月18日

祇園祭①

京都が一年でいちばん熱くなる日。
祇園祭を観てきました。
祇園祭と言えばきらびやかな飾りをつけて町を通る
山鉾巡業が有名ですが、
7月に入るとさまざまな祭りが催されます。
なかでも盛り上がるのが巡業前日の「宵山」。
巡業をひかえた鉾30数基が通りに設けられ、
なかには一般人が上に上がることができる鉾もあります。
鉾の先に菊型をいただく菊水鉾もその一つ。
歴史ある絨毯が飾られた鉾の上に、
巡業当日はなんと50名のお囃子が乗るといいます。
一本の釘も使われていない構造を支える大きな車輪、
その重さはひとつ約800㎏。
全体で数トンの鉾を、
100名余りの曳き方がロープでひいて歩きます。

祇園祭②

食べるちまきと同じ形をした「ちまき」は厄払いのお守り。
菊鉾は延命長寿と商売繁盛の御利益があるそうで、
これから1年間玄関先に掲げておきます。

祇園祭⑤

それにしても通りはすごい数の人の波。
気温35℃を超えるなか、鉾を現物しながら
屋台も並ぶにぎやかな通りを楽しみます。

祇園祭④

屋台のなかに、京なす、きゅうり、トマトの浅漬けも。

祇園祭⑥

そして翌日、朝10時頃から鉾巡業がスタート。
先頭は祇園祭の華、生き稚児をのせた長薙刀鉾。
通りの向こうから姿を現すと、通りからうねるような歓声が沸きます。
勇壮にして華麗、圧倒的な品格に満ちています。
とくにみんなが観たいのは、交差点を回る「辻回し」。
ハンドルを持たない鉾はカーブするのも人力で、
高さ20数㍍、重さ数トンもの鉾を安全に回すには
高度なテクニックを要します。
道路に平らに切って板状にした竹を数本敷き、水をまき、
そこに車輪をのせて回します。
平安時代、疫病を封じるために始まった都の祭り、
千年の歴史は、国宝級の飾り、しきたり、鉾を組み立てる技術、
曳く知恵・・と各所にちりばめられています。

 

2017年7月2日

画像に含まれている可能性があるもの:植物、木、屋外、自然

豪雨がやんで、ほっとしたかと思うといきなり猛暑。
梅雨らしい天気もなく、盛夏に突入でしょうか。
久しぶりに表玄関を開けてみたら、夏椿がひっそりと花の時を終えていました。
久しぶりと書いたのは、ふだんの出入りは南の裏玄関を使うため。
仕事場の入口もこちらにあるので親しい友人や銀行や宅配や業者の方みんな裏玄関から。

画像に含まれている可能性があるもの:植物、花、木、屋外、自然

出入り頻繁な南の庭はハーブが花盛り。
こちらは、にぎやかです。
静の表と動の裏。どちらもいい。
人生も同じですね。
泣いたり笑ったり、辛かったり楽だったり、谷だったり山だったり。
どちらかに偏ることなく否定することなく、
どちらも楽しんじゃえばいい。

 
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