昨日は、映画館でイタリア映画「あしたのパスタはアルデンテ」。

アルデンテはパスタの理想的なゆで加減の呼称で、
イタリア語では「歯ごたえがある」といった意味。

ちょっと茹で過ぎればやわらかくなってまずくなり、

早くあげれば固くて食べられない。

人生もパスタもなかなか頃合いが難しい。
だけれど失敗を恐れて無難になんてつまらない、
他人の望む人生なんてつまらない。
思うように生きよ、とこの映画は言います。

それにしてもイタリアの食事風景の楽しそうなこと！
イタリアのおばあちゃんの格好いいこと！
食べて、笑って、恋をして、

毅然と生きなくてはと背筋が伸びます。

夜は、野菜ソムリエ仲間の家でちょっと遅い新年会。

力強いルッコラの味がボウルの中で跳ねる野菜サラダ、
蒸し野菜、大豆の香り濃厚な豆腐、
フルーツ酢など野菜ソムリエらしいセレクトで、
お腹いっぱい楽しみました。

良い映画を（DVDで)観ました。

邦画の「スープ・オペラ」。

幼くして親を亡くした少女ルイ、
彼女を育てて暮らす叔母が言います。

「このスープはね、お肉屋さんでもらった鶏ガラと
野菜のクズで作るからタダなの。

でもね、ここが大事。これさえあれば生きていけるのよ」

叔母さんはスープに白いご飯を入れてザックザク。
そのおいしそうなこと！

きちんと作って誰かと食べる、
当たり前のことがとても大切に思えます。

ルイが家で着ている手縫いの木綿のワンピースが素敵です。

鍋に鶏ガラと野菜を入れて煮込み、

サラシ布でこしてスープだけをいただきます。

滋味あふれるいのちのスープです。

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24日（火）テレビ新広島スーパーＮ　18時10分頃～報道特集「シニア野菜ソムリエ花井綾美」

25日（水）ＮＨＫお好みワイド　18時30分頃　「シニア野菜ソムリエ花井綾美の活動」