シニア野菜ソムリエ花井綾美と「広島の大地の旬」をいただきましょう
2012年3月11日

 

 

「楽しく食育ひろしまキッチン」その第1回目。

世話役のIさん声がけのもと、中央公民館に19名が集まりました。

食べる力をしっかりつけておけば、

作る力はあとからついてくる。

だからわたしの食育的野菜料理教室は、

「食べることは楽しい!」ということを実感し、

食べることを大切にできるようになるための教室です。

マメに自炊している若者、365日外食という人、

食のスタイルはまちまちですが、

ごはんを炊く、みそ汁をつくることからはじめます。

かつおの削り節でだしを取る、

みそ汁に入れる大根は皮をむかずに使う、

ほうれんそうの茹で時間は30秒。

「あー、湯がわいた」「たまねぎ、どんな風に切るのぉ」

てんやわんや、みな楽しそうなのが嬉しいです。

 

広島菜の菜の花を農家さんから頂いたので、

19人の前でパパッとクックのライヴ・ショー。

フライパンで焼き、焦げ目がついたら
酒とだししょうゆと和からしを混ぜた調味料を

ジュッとふりかけて出来上がり!

香ばしい匂いに、歓声があがります。

「さあ、箸をもって!」

みながフライパンからじかに熱々をつまみます。

ほろ苦い春をあじわってもらいます。

自然を体感できる野菜の魅力を知って、

みんなが「幸せごはん」な毎日になれるよう、

いつでも、どこでも、誰にでも、しゃべり続けます。

 

 

2012年3月7日

 

コートを着た冬が

「じゃ、またな」と のしのし帰っていく

いっぱいに窓をひらくと

どこからか ラッパの音がする

あ 水仙だ水仙だ 寄りそってラッパ吹いている

「起きなさいカエル もう春ですよ」

あ 蛙だ蛙だ 草の根っこ掴んで もっこり

「はらへった へそのあたり少し細くなった」

それ見て土が ほかほかわらう

まけずに風も でんぐりかえる     

   工藤直子の詩「ある日どこかで」より

 

わたしの畑では、ふきのとうが春を知らせます。

 
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