シニア野菜ソムリエ花井綾美と「広島の大地の旬」をいただきましょう
2012年10月1日

 

先週の野菜市でどっさり手に入れた穂紫蘇(ほじそ)。

これを佃煮にすべく、黙々と指でしごいて

ボウルのなかにためていきます。

紫蘇の香りにつつまれて幸せな作業です。

半日水に漬けてアクを取り、フライパンに入れて

しっかり炒ってしょうゆとみりんで濃いめのあじつけ。

とてもいいごはんの友になるはずです。

穂紫蘇は、紫蘇が花を咲かせる前の蕾。
紫蘇にしてみれば花を咲かせ、
種をこぼしていのちを全うさせたかったに違いありません。

が、抜かれて畑のすみに置かれるよりは、

こうしておいしく食べて食として全うさせてやるのも供養かと。

この夏も毎日のように食卓を充実させてくれた
紫蘇へのオマージュです。

 

2012年9月30日

 

日曜日、三菱重工労組広島支部に招かれて、
29歳以下の社員さん対象の
料理講座の講師をつとめました。

こうして企業の支援を受けて男性が料理を習う、
風通しのよい時代になりました。
さて、朝10時、男性20名に
サポーター役として女性5名を加えた

総勢25名でクッキング、スタート!

 

 

「えーと、なんだっけ・・・」

グループに一名サポーター役の女性がいるものの、
男性陣、思ったよりはるかに手際がいいです。

みんな料理経験がないので大変だと思います、という

担当者の方のお言葉とは裏腹に、

着々と調理は進み、予定より30分早く出来上がり!

日頃の仕事の段取り力が大いに発揮されていると見受けました。
料理は生活力だとうことを、あらためて感じました。

生涯ともに暮らす相手を決めるとき、

いっしょに料理することをぜひオススメします。

そのひとの人間性をみることができるはずです。

 

 

 

豚の生姜焼き、ポテトサラダ、野菜たっぷりスープ、なしのコンポートアイスクリーム添え。

 

 

さて、実食。
「米が足らない~!」 しまった。
まだまだ食べ盛りの20代であることを忘れておりました。

  

 

 開催場所となった公民館のある西区南観音は、
広島の伝統野菜観音ネギの産地。

ロビーの一角にこんな展示が。

公民館は地域情報の宝庫だと教わったことを

思い出しました。

 
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