街にジングルベルが鳴り始めました。
X’masイブにデコレーションケーキを食べる習慣は、
大正時代不二家のマーケティング戦略に始まったっと言われます。
歴史的な背景も宗教的な意味もないことから、
なぜイブにデコレーションケーキなの?と、欧米人は首をかしげます。
フランスではブッシュドノエルというロールケーキを食べますが、
あれにはちゃんとXmasの意味がありますね。
でもクリスマスにケーキの発祥がなんであれ、
家族の1年を締めくくる会と思えば仏壇の前で楽しくやっていいのじゃないかと。
わたしも幼い頃、イブの夕方に父が買って帰るケーキを
胸をときめかせながら玄関先で待っていました。
おしゃれな菓子など滅多に食べられなかった時代のことです。
ハロウィーンは違いますよ。あれはどうかなぁ。同じ時期にある村の鎮守の秋祭り、神輿を担ぐ若者不足で危機的状況。収穫を感謝し、またの豊作を祈る古来の祭。仮装で浮かれてないで故郷に帰ろう。故郷でなくても祭に行こう。祭は故郷に人を集わせる求心力、地域を盛り上げる力だもの。ともあれ、街にシングルベル♪