府中町食生活改善推進員さん対象に、

野菜のはなしと調理実習。

ブロッコリーが茹で上がり、その鍋を流しに
持っていかれた参加者のおひとり。

水道の蛇口をひねられたので、

水に浸すのかと思わず「あっ！」と言ったら

「違うんです」と、その方。

流しの下には神様がおられて、

熱湯を流す時には神様が熱くないように

水を一緒に流すのだとか。

幼いころにおばあさまに教わったと言います。

やけどをしないよう、配管を傷めないようにという

昔の人の知恵ですね。

講演という名で、なにかをお教えしに行きながら

こうして、多くを学ばせて頂いています。

そして、笑顔と励ましも沢山！

ほんとうにありがたいことです。

野菜たっぷり、4品が出来上がり！

しゃべりながら、笑いながら、おいしく頂きました。

中国農政局主催シンポジウム「農を取りまく情報交流の広場」が、

参加者130名を迎えて行われました。

わたしは、生産者と生活者をつなぐ役割を担う野菜ソムリエの立場で
パネリストとして参加しました。

農産物を作る生産者（農家）さんと、それを買って食べる消費者が

お互いの理解を深めていこうというもの。

農業従事者の平均年齢が70歳を超える厳しい現実の中、

田畑が絶えてしまっては、私たちは健康な食生活を
送れなくなってしまいます。

農を支えるために、私たちにできること。

地元の野菜を選んで買い、しっかりと食べること。

そのために、わたしはこれからも

しっかりおいしく食べるための台所仕事をしっかりと

みなさんに伝えていきたいと思います。