シニア野菜ソムリエ花井綾美と「広島の大地の旬」をいただきましょう
2013年2月28日

 

モロッコ料理と言えば、
よく知られているのがタジン鍋とクスクス。

どんな食材が使われ、どんな味なのか、

モロッコの野菜と料理をこの目で見て味わうのが、

この旅の大きな目的でした。
 

 

鶏団子タジン(鶏ミンチボール&目玉焼き)

 

牛肉タジン(骨付き牛肉&ズッキーニ+大根)

 

鶏ミンチタジントマトソース味(じゃがいも+にんじん+レモン)

 

豆タジン(いんげん豆+グリーンピース+鶏肉+目玉焼き)

 

プラムタジン(ドライプラム+骨付き牛肉)

 

タジン鍋には、いろいろなバリエーションがあり、

旅の間「きょうはどんなタジンだろう」と楽しみでした。

タジンは、鶏肉だんご、牛肉、鶏肉など肉類の上にいろんな
野菜をのせて蒸す料理です。

味付けはごくシンプルで薄味。調味はオイル、バター、
塩、ブラックペパーが一般的なようです。

まずは皆の皿に取り分け、鍋に残ったスープにパンをひたして食べると美味。

赤い肉が苦手なわたしは、牛肉タジンの日はもっぱらスープ&パン。

 

 

 

そして、もう一つ代表的な料理「クスクス」。

クスクスとは粗引き小麦粉を水で練って米粒大のそぼろ状にしたもので、

これを野菜や肉と一緒に蒸します。

調味はオイル、塩、ペッパー、サフラン。

これも薄味なので、添付のソース(クミン味)を
好みの量かけていただきます。
トッピングの野菜はかぼちゃ、かぶ、だいこん、にんじん、なす。
野菜の味はおおむね大味、
日本の農家さんの優秀な技術をあらためて思います。

 

モロッコサラダその1(アジを焼いて身をほぐしたものがのっています)

 モロッコサラダその2(じゃがいも、ピーマン、人参、トマト、紫大根など)

 

日本では見たことがない真っ白なじゃがいも、品種はなんでしょうか。

 

いたるところにオリーブの木があるモロッコのオリーブの実はさすがにおいしく、
色も未熟のグリーンから半熟のピンク、完熟の黒まで

目を楽しませてくれます。

 

思った以上に野菜が多く使われるモロッコのレシピ、
モロッコサラダと呼ばれる野菜の山盛りも、毎度テーブルへ。
野菜が好きなわたしも、10日も続くとさすがに「まいったなぁ」。

でも、野菜と肉だけの自然のだし味、

これに慣れてしまうと化学調味料の味が嫌になります。

非常用にと日本から持参したカップ麺や粉末スープ、

とても食べる気になりませんでした。

手つかずの「きつねどんべい」、現地ガイドさんにあげようと

思ったらNG。豚脂エキスが使われていました。

イスラム教徒の人たちは豚肉を口にできませんから。

 

 旅のオマケ

 

おなじみグリコポッキーのヨーロッパ輸出パッケージ。

モロッコのドライブインの棚にもありました。

日本円に換算してで1箱280円、
パン1個15円のモロッコでは高価です。 

 

 

 

 

2013年2月27日

 

青森では今世紀はじめてという猛吹雪。

いつになく寒い2月です。

そんな中、南の島気分を味わうレシピで

料理教室がにぎわいました。

 

 

南の島の調味料「ピパーツ」は、

沖縄の八重山地域に自生する胡椒です。

地元では炊き込みごはんやそばにパパッと振りかけるそうです。

独特の香りで南国気分が味わえます。

使ったのは「洋風肉じゃが」。

鶏肉と野菜を炒め合わせ、

チキンコンソメとピパーツ(胡椒)で洋風の味に煮込んでみました。

ピパーツの香りがアクセントになって上々の出来。

このピパーツ、野菜炒めや焼きめしにも良さそうです。
※くわしいレシピは「きょうの幸せごはん」に。

 

 

 ※本料理教室は日本野菜ソムリエ協会認定料理教室応援プロジェクト 

  「石垣島ピパーツ体験」に参加しております。

 

 

 
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