シニア野菜ソムリエ花井綾美と「広島の大地の旬」をいただきましょう
2013年11月19日

 

 

近所に瓦そばを食べさせる店があると知って、
ひとりで昼食へ。

8人で満席のカウンターだけの小さな店、
店主は、なぜか黒のスポーツウエア。

今から走るんですか、と尋ねたら、
「クリーニングに出した白衣が間に合わなくて・・・」。

トッピングの牛肩ロース肉が
「特上」と「上」とがあって、迷わず上を注文。
レモンは、どこの?と尋ねたら、
「きょうはチリ産なんですよ」。
ダメじゃん、広島産使わんと、と言ってるうちに、

話は浜田のトビウオから船酔い、トンネル恐怖症に及んで、
最後の一口を食べ終えた頃には、
冷蔵庫からメニュー外のリンゴジュースを出して
ごちそうしてくれる仲に。
ひとりランチは苦手なのですが、
たまにはこんなお昼があってもいいかな?

 ●瓦そばメモ
西南戦争の際に熊本城を囲む薩摩軍兵士たちが、
野戦の合間に瓦を使って野草、肉などを焼いて食べたというのを
ヒントに下関の人が考案し、土地の郷土料理になったということです。

 

2013年11月18日

 

昨日は、野菜ソムリエコミュニティ広島主催の「食と農の交流会」に参加。
広島市沼田町吉山地区農家さんを訪ねました。

広島市街から車で僅か30~40分、交通至便でありながら
きれいな水と空気に恵まれています。

 

 

それでも、家業(農業)後継者がいない悩みは他の地域と同様。
が、ここを訪れて、風通しの良さと明るさを感じるのは、

新規就農者を積極的に受け入れて農業に活力をつけているからです。

30代の若き農業者たちが、互いに切磋琢磨しながら
ハウス栽培を中心とした作物計画とマーケティングリサーチで
安定的な収益をあげています。

 

 

なかでリーダー的な存在で地域の農業を牽引しているのが、
ルンビニ農園の今田さん(写真左)。
広島菜の栽培で知られる広島市安佐南区で130年続く農家に生まれ、
若い頃には「農業なんて」と反発したものの、
家業が絶えていくことは見過ごせず、農業に従事。

以来、生まれながらに染みついた農魂で、
果敢に農の未来を拓く取り組みをしています。

広島県の農業従事者の平均年齢が70歳になろうかという現状のなかで、
今田さんたち若き農業家の姿が明るい未来を照らしてくれます。

わたしも、野菜のおいしさを伝える野菜ソムリエとして、
彼らのそばに立ち、彼らが誠心誠意を込めて作る野菜を、
広く紹介し、野菜をもっと豊かにおいしく食べる生活の
案内人をつとめていきたいと、あたらめて思った一日でした。

 

 

そして、今朝は、ルンビニ農園で頂いた小松菜でジュース。
小松菜、豆乳、バナナ、リンゴの配合。

 

 




 
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