まちの風景も、野菜も、無彩色の季節。それはそれで心落ち着き、好きなのですが・・・よっしゃ!まかせとき、と鮮やかな色で元気をつけてくれるのが我らのかぼちゃ君です。お日様の色、希望の色ですね。風邪を撃退するビタミンカラーでもあります。昆布だしでのばして塩こしょうだけのシンプルな味づけ。体じゅうに滋養が染みわたるようです。
品種はひょうたん形の「バターナッツ」水分が多いのでスープに向いています。
RCCテレビ「イマまな!」料理コーナー、きょうのテーマ野菜はかぶですかぶは葉菜と根菜、両者の性質を併せ持った野菜、つまり葉も根も食べるということですね。根の形が鈴に似ていることから「すずしろ」とも呼ばれ、春の七草のひとつにも数えられています。日本では弥生時代からあった古い野菜で、僧侶や商人ら、全国を歩くひとの手にとって種が広まり、種がたどり着いた土地に根づきました。足をもたない植物は人や鳥によって種が運ばれ、生きる場所を与えられるです。そして、それそれの気候風土に順応し、育種によって丸形、長形、白、赤、紫などさまざまな品種があります。根菜髄一の甘みとずみずしさがあり、わたしも大好きな野菜のひとつです。明日は、七草がゆの日。菜の生命力を体内にいただき、無病息災を祈りましょう。●かぶ菜、広島菜、せり、たくあん、梅干し、鮭、ごま塩をトッピングした「七種がゆ」