ピンポーンと玄関のチャイムが鳴り、
届いたのはずっしりと重い10キロの箱。
おかくずの木の香りに、真っ白な長芋が埋もれていました。
北海道で農場を営むMさんからの贈りもの。
シニア野菜ソムリエを受講した仲間で、
彼女は北から、わたしは南から、
飛行機で何ヶ月も東京に通いました。
雪祭りが終わった札幌の街を一緒に歩いた思い出もあります。
帯広の大地に暮らし働く、大らかなしっかり者。
食と農に向かうとき、生産する人にはかなわないという
思いがいつもあるのですが、
彼女も「かなわない」1人です。
長芋は、いまが収穫の時期。
掘られた長芋は、これから1年間貯蔵されて
順次出荷されます。
ということは、今の時期が一番フレッシュ!
届いた長芋も掘り立てで、みずみずしく真っ白。
さっそく、厚めの輪切りにしてバターで焼き、
味噌、みりん、酒、砂糖、醤油を合わせたタレをかけて
いただきました。
サクッ!たまらないおいしさです。