今朝、TV「サワコの朝」のゲストは
アルペニストの野口健さん。
彼がやんちゃだった15歳の頃、
外交官だった父上から教えれたこと。
この世の中にはA面とB面があって、
ただ目に入ってくるものがA面で、
自ら見に行かなくては見えないものがB面であると。
彼にとって、その後、
遠くから眺める優美な日本一の富士山はA面で、
外国の登山仲間から世界一汚いと言われて、
見に出かけた富士の樹海のゴミの山がB面だったわけです。
以後、ゴミを拾って歩く登山家として知られることになるのですが、
世の中のB面を見ることは、
生きていくテーマを見出すことでもありますね。
若い人たちには、ぜひ自分の足で
心と眼に焼きつくB面を見に出かけてほしいと思います。
写真はモロッコの砂漠、
大自然のなかで夥しい数のポリ袋が風に舞っていました。
人間が人工的につくりり出したものは、
決して自然に帰らぬものです。
アフリカのある国では、
ビニール袋持ち込み禁止の令を出して
入国審査時に厳しいチェックがあると聞いています。