仕事する気が失せる陽気です。
仕事部屋の窓からは紅山桜の「春太郎」が花咲かせているのが見えます。
世間で桜の賑わいが収まった頃、のんびりと咲き始めます。
6年前に那須連山から広島へ、そしてわが家の庭に運ばれて以来、
樹に精霊が宿るなら、間違いなく少女の守護精です。
「スピリチュアル」にはまったく関心ありませんが、
自然にあるプリミティブなものは信じます。
屋根を超して仰ぎ見るほどの大木になりました。
花の時季には道をゆく人が足を止めて仰ぎ、
夏には見知らぬ親子が網を手にセミ取りにやってきます。
さぁ今年も咲いたぞ!と、また新しい力をくれます。