人は誰も昨日の自分と決別して、何百回でも再生できる。
これは「還相(げんそう)」という親鸞の思想。
誰もが心に不穏なものを抱えており、
そうした自分をクリーニングしながら生き直せる、と説くものです。
そんなことを思うのも、いとも軽やかにスタンスを変えながら
気持ちよさそうに暮らす知人からの年賀状を読んで。
新陳代謝を良くすることは心身に大切。
確執はすなわち心の角質、ゴツゴツした心で険しい顔にならぬよう、
どんどん自分を再生させてツルンと明るい笑顔でいたいものです。
「明らむ」とはすなわち「諦める」こと。
この諦念こそが、また新しい景色をみせてくれるというのも仏の教えです。
そういえば「しがみつかない生き方」という本を書いた作家もいましたっけ。
新年早々、ありがたいお話でテンテケテン ♪
写真は日本最南端、潮岬から望んだ初日の出。
Mr.ベースマンが送ってくれました。