先日、ケヤキの一枚板にオイルを塗ってテーブルの天板にしたと書いたら、
「どんな風にして?」と質問がありました。オイルは胡桃油(ウオルナットオイル)です。
食料品店で売られている食用油。これを鍋で軽く熱し、刷毛で塗膜します。
なぜ塗料でなく油を選ぶのかというと、まず何より木の呼吸を妨げないから。
そして、人工的な着色がないので木と木肌の風合いをそのまま生かせます。
塗料ではないのでムラになることを気にせず、スイスイ塗れます。
全面塗るのに要した時間は約10分。テッカテカになりました。
次に、やわらかい布を用意し、これで余分な油を取りつつ木目に塗り込んでやります。
グイグイ力を入れて拭いていきます。布はメリヤス肌着がいちばん。
ちょっとくたびれた1枚にハサミを入れて使いましょう。
完成!つややかな美しいテーブルの出来上がり。「胡桃油のテーブル」と命名しました。
缶に残った胡桃の油、料理に使おうと思いますがちょっとクセあり。温野菜のソースを作ってみます。 クセがあるといえば、南側の庭先を席捲しはじめたドクダミ。独特の香りを撒き始めたら、夏。