シニア野菜ソムリエ花井綾美と「広島の大地の旬」をいただきましょう
2012年11月20日

 

北広島町に鉄作家の木本一之さんを訪ねました。

ここは木本さんの生まれ故郷、

ドイツ、スイスで鉄の修業を積まれた後に、ここに帰って

アトリエを構えたということです。

 

 

作品がおかれたアトリエ、

 

 

手ごわい材質の鉄から生まれる作品群、

どれだけの時間と汗がかかっているかと思うと、

「すごーい」の一言です。

表現力が乏しくてスミマセン・・・

 

 

どれかひとつ、気に入ったのを持って帰っていいよと言われたら、これ。

展覧会や個展で作品を観るとき、

いつも「どれかひとつ」ごっこをします。

これをやると自分の好きな作品がよくわかります。

 

 

こちらは、仕事場。

コークスを燃やして鉄を溶かす台、
作品を創り出す作業がハードであることを理解できます。

 

 

整然と並ぶ道具たち、年季が入っています。

 

 

なかでも木本さんが一番大切にしているのが、このツノドコ。

鉄を熱いうちにたたき、成形する道具です。

修業先のスイスからわざわざ船便で持って帰ったと聞いて、

こんなに重いものをなぜ?

200年前に鍛造されたもので、今ではもう手に入らない
貴重な道具なのだそうです。

トップの端がわずかに欠けていました。

この広く静かな仕事場で、ひとり黙々と鉄が欠けるほど、
槌を打つ日々。

「打ち込む」という言葉を、思い起こしました。

わたしも、打たなきゃ、へこたれるにはまだ早い。

 

この日、疲れを押して誘われるままに来た北広島町。

心と体が折れそうなとき、野菜の(?)神さまは
いつもこうした形でカンフル剤を用意してくださいます。

 

 

 

 

 

 

 

2012年11月10日

 

ずいぶん前に映画館で見逃した「明りを灯す人」。

DVDで見つけて、家で観ました。

舞台となる場所はモンゴルの方でしょうか、

ドラマティックでも何でもないストーリーなのですが、

まっすぐに生きるということの気持ち良さを

感じることのできる映画です。

主人公は妻と2人の娘を持つ電気工、

高い木に登って降りられなくなった少年を助ける

場面が秀逸です。

レンタルショップで見つけたら、ぜひ観てください。

体の芯に灯がともります。

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