イギリスといえばシェークスピア、というわけで偉大な文豪の生家が残る中世の街、ストラトフォード・アポン・エイヴォンへ。
文豪の生家は裕福な革職人で、白壁に黒い梁が特徴的なチューダ様式の家が並ぶ通りにあります。
火事の類焼による焼失を防ぐため両隣は空き地になっており、季節の花が咲いていました。
世界中の人の目を集める文豪の家より、
わたしにとって素晴らしかったのは妻となったアン・ハサウエイの実家。
素朴な茅葺の農家で、中庭には可愛い畑があり草花があふれていました。
いつかこんな家に住みたい、という夢の場所です。
鳥おどしは、ジャガイモに羽。作物を植えるレイアウトもおしゃれです。
真っ赤なポピーの花が印象的。いつか、きっとこんな畑を作ろうと思います。
18歳のシェークスピアが26歳のアンに求愛した、ロマンスの家。
長い歳月、拭きこまれ、ふまれてすり減った木の床の、なんと美しいこと。
古いものに価値を見出すイギリスの人の気持ちがよくわかります。