ルアルパバーンの街からメコン川を船で上ること約1時間半、
ラオスの伝統的な焼酎ラオ・ラーオを造るサーンハイ村を訪ねました。
ラオは酒、ラーオはラオスの意。
原料のもち米を甕で発酵、蒸留釜はドラム缶を再利用。燃料は薪。
なんともシンプルな製法ながら、
気温40度近い蒸し暑さの中でストレートで飲む43度の焼酎は喉の快楽。
ラオワインとも呼ばれる赤色のタイプは原料が赤米。
沖縄の泡盛はここがルーツと聞けば、食の道は世界に繋がっていると実感します。
風土に培われた酒や食べ物は現地で味わうに限るのですが、
「幸せごはん」で飲んで頂こうとどっさり買い込みました。
ラオスを悠々と横ぎる大河メコン川。
木の小型船で川を上り、村に着きます。
この旅でいちばん良かったなぁと思い出すのは、
川を渡る船上でのうたた寝。
川風が心地良く、最高の昼寝タイムでした。
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旅と食を綴った本「空飛ぶ野菜ソムリエ世界の旅ごはん」
5月13日発刊!書店やアマゾンで販売されます。
詳しくはまた。