昨日、福山のNHK文化センターで講座。
そして、念願の「うずみごはん」。
講座の後、会合が二つ重なり、
それぞれでご用意いただいたので
3種類3杯のうずみごはんを頂けました。
ふ~、お腹いっぱい!
福山の伝統食であるうずみは、
倹約政治がしかれてた江戸時代、
贅沢品とされていた具をご飯の下に隠して食べたのが
始まりとされています。
現在、福山市では50軒の飲食店がそれぞれに趣向をこらした
うずみを用意しています。
(ラーメンやパフェまであるんですよ)
まずは、老舗の寿司屋「魚勝」さんで頂いた鯛うずみ。
みつばと海苔をのせたご飯の下に、
福山の名産鯛の切り身ほか11種の具材が隠されています。
昆布とかつおの上品なおだしをかけて
いただくそれは贅沢な味でした。
見た目質素が、うずみの正統です。
2品目も魚勝さんで寿司うずみ。
ちらし寿司の下に、大きな油揚げの福袋。
袋のなかに具がざっくざく。
そして、場所をかえて海鮮市場TANTOで3杯目、
こちらは、あんかけ風のうずみ。
一つめの会合はJA福山さんと、
福山が全国一の生産高を誇るクワイの販促について。
そして二つ目の会合は、
福山在住の友人が私のために企画してくれた会。
福山市の食ブランド推進の一環として
「うずみ」を広めた市の職員さん、
野菜づくりサークルを運営する女子大生、
農家レストランの店長さんなど、
福山の食を盛り上げる方たちに囲まれて
より良い食を語って、食べた楽しい夜でした。
それにしても、13時スタートの講義から、
二つの会合が終了した21時までの8時間、
しゃべりぱなしで、今朝起きたら喉が痛かったです。