シニア野菜ソムリエ花井綾美と「広島の大地の旬」をいただきましょう
2010年8月28日

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週末、広島出身の能楽師山下麻乃さんの能楽セミナーを開催しました。

テーマは、瀬戸を舞台にした能の「藤戸」。

抹茶と一緒にお出しする和菓子は、いつも和菓子屋、多津瀬のオリジナル。

能にも造詣の深い御主人が作ってくださいます。

このたびの菓子、銘は「藤戸の浅瀬」。

 

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美しい青、波のかたち、きらめく陽光。

移りゆく自然の美を衣食住のなかに高度に昇華させてきた日本文化の粋がここにあります。

 

 

2010年8月25日

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友人で作家の平安寿子氏の住まいの1階、フレンチレストラン「ア・テ・スエ」。

階段をトントンと降りればあるこの店は、包丁を持たない彼女のセカンドキッチン。

おもしろい野菜を食べさせてくれるからおいでヨ、と誘われて、ランチに。

野菜ソムリエが来ると言っておいたからネ。それもあってか、お皿のなかには野菜がいっぱい!

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 前菜に添えられた黄色の花びらはオクラの花、ぶどうの食感のプチトマトはトスカーナ・バイオレット、パプリカの一種、

小さなバナナピーマン、冷房で冷えた体に嬉しい温かいスープには水前寺菜が浮かんでおりました。

テーブルは厨房のすぐそば、オーナーシェフと野菜について話がはずむ至福の時です。

 お店の名は「ア・テ・スエ A TES SOUHAITS!」

フランスでは誰かがくしゃみをしたら、そばにいる人がすかさずア・テ・スエ!と言ってあげるそうです。

意味は「あなたの望みがかないますように」英語圏で言う「ゴッド・ブレス・ユー!(祝福がありますように!)ですね。

日本では「ハックショイ、チクショー!」と、自己完結。かなり違いますね。

野菜をいっぱい食べて、楽しくおしゃべりしたら、すっかりア・テ・スエな気分。 

ホームページがないのでお問い合わせは スエ. 広島市中区幟町5-6. 082-224-4588

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しあわせな時間をセッティングしてくれた平安寿子氏に敬意を表してちょっと彼女をPR。

近著「さよならの扉(中央公論新社刊)」紹介文より~ 99年「素晴らしい一日」で第79回オール讀物新人賞を受賞。

軽妙なテンポとユーモアとアイロニーを織り混ぜた作風は「平節」と呼ばれ幅広いファンに支持されている。

書店に多数単行本が並ぶ他、ただいま婦人公論にも連載中。

 
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