シニア野菜ソムリエ花井綾美と「広島の大地の旬」をいただきましょう
2012年4月27日

 

 

広島県、中国山地の山懐。庄原市東城町にある

酢の蔵「後藤商店」を訪ねました。

明治時代からの蔵と、蔵に棲み続ける酢酸菌を守って

今も古式の酢作りを続けておられます。

 

 

蔵の入り口には、蔵を守る神様が祀られています。

 

 

歴史ある酢は、モダンなパッケージで私たちのもとへ。
いろいろ種類のある中、特筆すべきは「赤酢」。
赤酢は酒粕を熟成して自然発酵させた酢で、
まろやかでコクがあり、酢特有のツンとくるにおいがありません。

ちなみに江戸時代、江戸前の寿司はこの赤酢と塩で味をつけたそうです。

ドレッシングや酢物はもちろん、

肉料理にちょっと加えると味が引き締まります。
この酢に惚れて、はるばる訪ねた次第。
良いものを造り続けるメーカーさんは広島のお宝。
広く知ってもらい、みんながおいしい幸せを味わいながら
未来へ継ぐ、微力ながらそのお手伝いができればと思っています。
さっそく、料理教室の生徒さんのために赤酢6本を購入。

次の教室で干し大根のしゃきしゃきサラダを作ろうと思います。

 

 

旧い蔵を守るのは、二人の女性。

後藤商店の会長夫人の後藤由紀子さんと
従業員の横山さん。気丈でさっぱりとした性格のお二人、
まろやかな酢の味そのままです。

昔ながらの製法で良品を造りつづける蔵を維持するのは大変なこと。

先代は、この蔵の赤字を他の事業の収益によって
まかなってこられたといいます。

 

 

由紀子さん手製の料理でもてなしを受けました。

中国山地の里の春、山菜づくし。

あざやかな緑がカラダのなかに染み込みました。

 

 

 

 

2012年4月20日

 

台所で食事をつくりはじめると、

「おてつだい、おてつだい」と騒ぎ出す6歳と4歳。

ちょうど空豆があったので、それを与えます。

「うーん、むけないー!」

聞こえぬふりをしていると、

小さな手と頭をつかって上手にむき始めます。

「あー、ふっか、ふかぁ」

サヤの内側の白いふかふかは、マメを守るためのクッション。

「このなかで寝たいよー!」

こどもって、いいなと思う瞬間です。

 

 
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