シニア野菜ソムリエ花井綾美と「広島の大地の旬」をいただきましょう
2017年11月12日

5年ぶりです。
野菜を食べる人と生産者さんと野菜ソムリエたちが集い、
野菜を楽しみたい知る会を開催いたします。
農業はいのちをまかなう産業です。
野菜は自然の大地から作り出されるまやかしのない産物です。
肉や魚のない食卓はあっても野菜のない食卓はないでしょう。
食の真ん中にある野菜の楽しさ美味しさを、
会場いっぱいに盛ってお待ちします。
どなたでもご参加いただけます。

・旬の野菜ビュッフェ

・10種の大根食べ比べ
・13種のじゃがいもカクテル
・農家さんのミニマルシェ
・野菜によく合う広島の酒
・野菜クイズ  等々
※「幸せごはん」と「野菜ソムリエコミュニティひろしま」の共催です。

「野菜がメチャ好き!「ひろしま食×農フェス2017」
◯日時 12月10日(日)17:00 〜
(受付16時30分〜)
◯場所 ホテルニューヒロデン 2階 春日の間
広島市南区大須賀町14-9
◯会費 6000円
◯定員 100名
◯申込締切 11月30日(木)
ご参加希望の方はこのHP問い合わせメールまで
お知らせください。お返事いたします。

2017年11月5日

画像に含まれている可能性があるもの:植物、屋外、自然

「温海かぶ」は、
鶴岡市の山間部に位置する一霞地区を中心に、
焼畑農法によって栽培されている在来野菜です。
栽培地は、木の伐採地跡など山の急斜面。
下草を刈り取って乾燥した後、火入れが行われます。
火を入れて、まだ熱いうちにタネを蒔き、
収穫の秋まで無農薬、無肥料。
火を入れることで土は殺菌されて虫がつきにくく、
草を焼いたあとの灰が肥料になっておいしいカブを育てます。
自然の力、土の力でおいしいカブになる。
焼き畑は先人の知恵のたまものです。

画像に含まれている可能性があるもの:1人、スマイル、座ってる、草、植物、木、子供、屋外、自然

念願だった「温海かぶ」の焼畑を見学、収穫体験もさせていただけました。
温海地区では森林事業とかぶ栽培が共存。
木を伐採→伐採の跡地でかぶ栽培→栽培後に蕨育成と植樹…と循環させます。
また地域の生きた文化財である温海かぶの継承事業をUターン組の若者が運営しているのも心強い。
広島でもぜひ在来作物研究会を作ってとエールを送られました。
在来野菜は単に古くからある野菜というだけでなく、
先人の知恵から生まれた農法、料理法や祭などの生活文化を継承するお宝です。

画像に含まれている可能性があるもの:食べ物、屋外

そして地域のばあちゃんのレシピで漬物づくり。
「うんだばAコープの砂糖じゃねえとだめだぁ」と言うばあちゃんのレシピ通り。
数年前に自主上映した『よみがえりのレシピ』を観た方、覚えてますか?
腰を屈めてかぶを世話するおばあちゃん。
地元では樽いっぱい漬けて冬に備えるそうです。
土のなかから生まれた野菜がその食ベ方とともに継がれる、それが風土。

画像に含まれている可能性があるもの:食べ物

1キロ漬けたものをビニール袋で幾重にも包み、
庄内→東京→広島と持ち帰り、綺麗に漬かりました

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