シニア野菜ソムリエ花井綾美と「広島の大地の旬」をいただきましょう
2015年9月7日

赤トウガラシ正

「食生活」という、とても真面目な雑誌があります。
表紙に「食と農をみつめて105年」とありますから、
編集の歴史もあるのでしょう。
今朝、砂糖の勉強をするのに105号を読んでおりましたら、
ある寄稿文に目が止まりました。
行政管理栄養士さんが書かれたもので、
要点はつぎのようなことでした。

ある病院で「カロリーメイトの卵とじ」が出されている。
これは、栄養価のつじつまが合っていればいいという
病院食の現状を極端な形であらわした例である。
栄養補助食品や菓子が食事代わりでもさほど違和感のない世代が
栄養士として社会に出るようになって久しい。
一汁三菜の食事をしてきた世代には考えられない発想である。
日本の風土に根づいた日本人に合った食事を伝えていく、
自然や食材のいのちに感謝していただくことの大切さを伝えていく。
それが栄養士の仕事であってほしい。

栄養士に限らず、食にたずさわる人たちすべての
ベースにあって欲しいことであると感じます。
赤唐辛子の美しい赤、自然の力を手にして、心底思います。

 

2015年8月31日

花井 綾美さんの写真

作りながら食べながら「食」を考える。それが幸せごはん流食育スタイル。
昨日の日曜日は、広島市内の住宅団地にあるツリーハウスで、
親子でピザを焼いて、食べて、食のお話。

ツリーハウス食育5

サツマイモと玉ねぎも、丸ごと石窯で焼きました。
遠火で焼かれた玉ねぎの自然の甘さを覚えてもらえたらと思います。

花井 綾美さんの写真

じぶんの手でじぶんの食をまかなうことは、自立への第一歩。
じぶんで作ってみなければ分からないことがあります。
保護者の方へは、子の試行錯誤をじっと見守ることがだいじとお話します。
失敗をする前に、つい手を貸してしまいがち。

お話の最後には、絵本「はらぺこあおむし」も読みました。
子どもたちの手作業、親と子の会話から見えてくるもの、
大きな会場の講演会では得られない手応えがあります。
わたし自身とても学ぶことが多い時間です。
この積み重ねが、次への牽引力。
秋にはここで木のスプーンをじぶんで作り、
羽釜で炊いたご飯でカレーを食べる大人の食育を企画。
出張食育活動、どうぞお声をおかけください。

 

 
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