庭のすみでクンシランが風にゆれる朝、自宅料理教室にきてくださるTさんからメール。
「生ごみが半減しました。驚き!」嬉しいなあ、これぞ、私の料理教室がめざすところです。
土と光と水と人の手で育った野菜をあますところなくおいしく食べつくしてやる。
野菜は新聞紙にくるんで保存、おいしく、まるごと、食べる工夫を知ってぜんぶ胃袋に入れて力にしましょう。
食糧廃棄量世界一の日本を、小さなところから変えていけると信じます。
材木屋さんで手に入れたけやきの一枚板、長さ2メートル余り、幅1メートルの堂々とした面構え。
木目に刻まれた数百年まえの森の記憶を思うと、清々しいきもちになります。
職人さんに削ってもらいました。
美しい木肌が現れたところで、自分の手でオイルを塗り込み料理教室用のテーブルに。
大事に使ってやります。ここから始まる、私の第三ステージ。
肝がすわるまで少々時間がかかりましたが、これからゆっくり、
みんなとたのしく幸せごはんをのせていこうと思います。