シニア野菜ソムリエ花井綾美と「広島の大地の旬」をいただきましょう
2012年1月26日

 

昨夜、「ベジパ」で美菜を楽しむ会。
横浜の農業家、刈部博之さんを迎えて30名が集いました。
刈部さんは横浜に2.5ヘクタールの農地を持ち、
年間約50品目の野菜を生産、市場への出荷だけに留まらず
直売所も経営する気鋭の人(すらり長身のイケメンでもあります)。

ただ農産物を生産するのみでなく、農家の考え方や
伝統文化を伝えていく「交流型農業」を掲げ、

講演などの活動にも精力的に取り組んでおられます。

 

 

土地に根ざす在来種への思いも強く、
その力強いおいしさを後世へ伝えるべく
自ら在来種の交配改良にも取り組んでおられます。

手前は、8年をかけて作ったという「刈部大根」。

 

 

 

生産者と生活者(消費者)の距離を縮めたい、
農業人のそんな熱い思いを支えるのも
野菜ソムリエの大切な役目です。
野菜や農業に興味のある方に声をかけて
参加者を募り会場をセッティングします。

「野菜好きが集まるんだからね!」

会場となったベジパのシェフ、しんごちゃんに
ハッパをかけたら、ほんとうに頑張ってくれました。
24種類の野菜を使ったテリーヌを真ん中に、
ロマネスク、エシャロット、きくいも、
坊ちゃんカボチャなどをちりばめた野菜サラダ。
みんなに喜んでもらいたい、という思いが
込められた味でした。
 

 

パスタは、鯖の燻製と白ネギ、白菜、刈部大根。
柚の香りとともにテーブルに運ばれます。


「あなたにとって、野菜とはなんですか?」

新聞やTV取材で、決まって受ける質問です。
ストレートなだけに言いよどみます。
でも、これだけは言えます。

野菜はいのちの源。野菜といれば幸せ。

野菜のはなしと、野菜の料理と、
野菜好きたちとのおしゃべりに囲まれる夜に、
そんな思いを強くします。

 

会場にマイクがない!どうしよう。
「ええよ」と店の機器をきもちよく提供してくれたのが
中学の同級生ツンちゃん。
良き友人知人に助けられながら、
野菜マイラブな日々は続きます。

 

2011年12月15日

 

安佐勤労青少年ホームで開かれた

「ほっこり野菜教室」3回シリーズを終えました。

20~30代の働く若者が対象。

仕事を大急ぎで終えた16名が、調理台を囲みます。

「へー!」 「これ、どうやるん?」

にぎやかながら、皆一生懸命。

最後の今夜、
「楽しかったですー!」が最高の賛辞。
先生に会えてよかった、とまで言ってもらえて
うれし涙の師走です。

台所仕事は楽しくなきゃ、ね。

 

 
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