昨夜のごはんは、苦瓜と油麩の卵とじ。
包丁を入れると、種のまわりが赤くなっていました。
種を守る赤いゼリーは口にふくむとほのかに甘い。
これは苦瓜が旅に出るサインです。
成長期には固く青い実から思いきり苦いモモルデシンを放って
鳥や動物から身を守り、そして夏も終わり成熟期に入ると、
種のまわりを赤く染め、鳥たちを誘うのです。
ね、甘いわよ、食べて。そして私の種をどこか美しい野に落として。
そこで、わたしはまた新しい命を育むから。
植物として子孫を残し生を全うしようとする姿です。
丸のまま黄色くなるまで常温のなかに投げておくと、
破裂して真っ赤な種を露わにしますよ。
お子さんと一緒にいのちについて考えるいい機会です。
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写真のアップロードの方法が変わり
写真があげられません。さびしい・・・。