鍋と食材をもって、知り合いの農家さんを訪ね、
作っておられる野菜で昼ご飯はんを作るという個人的企画。
興味のある友人を数人誘って、
今回は安芸高田市の「山本さんのレタス」。
畑といってもここはハウスで水耕栽培。
広大なスケールのハウスは、あちらの端が見えません。
水耕だから虫の心配がないので農薬は不要、
土や雨で傷むことがないので外の葉も綺麗です。

広大な面積のハウス内にはレールが敷かれ、
レールにトロッコ式にコンテナをのせて出荷のレタスを運びます。

こんなに立派なレタス、根が付いてます。
さて、外葉はしゃぶしゃぶに、中は酢味噌で。

とれたてのみずみずしいレタス、パリパリと音を立てます。
こうして野菜が育つ現場を見て、農家さんと話し、
一緒にごはんを食べることで、一般の方の
農業への関心と理解が深まっていけば良いと考えています。
「農家の昼ごはん」これからも続けていきたいと思います。

昨年夏から安芸高田市各所を回った講演。
昨日は安芸高田市民文化センターで、その最終日。
びっくりサプライズがありました。
お世話くださった市の男性職員さんの手作りケーキ。
いつかは小さな農業をしたいという方、
ご自身の畑で育てたカボチャを台所で懸命に焼かれる姿が
目に浮かびます。
野菜を通じて知り合う方、みんな良い方、
恵まれているとつくづく感じます。
講演を聴いて「野菜に対する思いが変わった」といった
ご感想をいただくと、続けてきて良かったと思います。