下蒲刈の蘭島閣美術館が良いと聞いて、ドライブ。
のどかな島の時間、潮の匂い。
家の前にトロ箱を置いて、甘夏柑とヒジキを売るおばあさん。
素通り出来ず、日に焼けたシワだらけの手に五百円玉を置く。
キズものの甘夏柑を一つ黙っておまけしてくださいました。
病院代になるのか、孫のこづかいになるのか、
自分が育て、作ったものを売って稼ぐ。
実にまっとうに暮らす人たちが守るお地蔵さんには
水ときれいな花が供えられていました。
数日前に工事完了の庭。
アズキナシの木の下で飲む珈琲のおいしいこと。
すこぶる気分よい庭を造ってくれたのは、
中学時代の同級生の山田くん。
現場を大切にし、雨の日にはずぶ濡れになりながら
立ち働くその姿に強くインスパイアされ、
わたしもいい仕事しなくてはと奮起した次第。
減農薬で新鮮で安い野菜を、
小さな子を持つ近所の若いママ達に届ける野菜市を
いよいよスタートです。