シニア野菜ソムリエ花井綾美と「広島の大地の旬」をいただきましょう
2008年7月13日
にわか雨が庭石を濡らした週末の夜。 東京芸大出身の若手邦楽家、 芦垣こう盟(尺八)&託見育子(箏)さんのジョイントライヴは、 夏らしく「沙羅の花」という曲で始まった。 邦楽になじみの薄い人たちに聴いていただき、 和楽器の素晴らしさを間近で体感して欲しいという 二人の謙虚で温かな人柄がこころに響く良い演奏会だった。 わが家の玄関先で葉を茂らせる沙羅の木のように、 お二人の高い志が、こぼれるばかりに花を咲かせる日も そう遠くはないだろうと思わせた、とてもきもちのいい夜。 失礼ながら耳にタコの気分でいた宮城道雄の「春の海」が、 ああ、なんて美しい曲なんだろうと再認識できたのも嬉しかった。 尺八がとてもフレキシブルな楽器であることも。 また、うちでライヴを開いていただける機会があれば、 ぜひとも、みんなに、多くの人に、いい気分を味わってほしい。 ちなみにお二人は雛ちゃんという可愛いお嬢さんをもつ素敵なカップル。 私たち日本のすぐれた文化芸能を育て継承していこうとしている若い人たち、 みなで応援せにゃ、いかんでしょ。          
2008年7月7日

入眠用の扇風機を用意する暇を与えず、寝苦しい夏の夜が来た。
冷蔵庫から飲み残しのワインを取り出し、
いったん締めたガラス戸の鍵を開けて庭に出る。
キャンドルを庭石の上におき、
ほたる火のような灯りを眺めながらハミング。
グラス1杯で酔ってしまえる安上がりなひとり酒宴をお開きして
やっと眠りについた翌朝、
朝日新聞の書評のページにこんな一文を見つけた。
「あのね。わたし、木に恋してしまった」
イギリスの女性作家の短編「五月」の書き出しの一行。
むせるように濃厚な緑の匂いのなかにたたずんでいる時の
あの胸をしめつけられるような切なさは、たしかに恋に似ている。
五月に生まれたわたしは、
岩を流れる水音がかすかにきこえる林の木の下に
骨を埋めて欲しいとさえ思う。
土に還り、やがて大樹になる1粒の種の養分になれば本望。
それまでは、目に映る木々たちから
明日も生きていく力をもらおう。なんてね。


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