シニア野菜ソムリエ花井綾美と「広島の大地の旬」をいただきましょう
2008年9月28日

週末、能の入門講座の第3回目。学んだ曲目は、秋にふさわしく「菊慈童」。
周の王に仕えていた少年が、山に咲き満ちる菊の葉露の滴りを飲んだところ、
七百年も少年のまま年をとらずに生きたというお話。
菊は不老不死のシンボル。「菊慈童」も祝言の曲だそうです。
菊水という名の日本酒がありますが、あれも不老不死の水という意なのでしょう。
このたび、定年後の趣味に能面を彫っているというA氏が初参加。
講師の山下麻乃さんから直接能面について話をきくことができて大喜び。
遠くから観るだけの舞台では、こうはいかない貴重な経験ですね。
A氏の紅潮した笑顔を見ていると、こちらも嬉しくなる。
他の皆も能の鼓と笛に実際に触れて音を出して、とても楽しそうでした。
そして、本日のお菓子「菊慈童」を多津瀬まで買いに走ってくださったO河原さん、
助かりました。ほんとうにありがとう。
能講座の次回は11月、
舞台で使われる能装束の着付けを見ることが出来ます。


2008年9月26日



ここ1か月、調子にのってダッシュしたら、たちまち息切れ。
弱った胃腸をお粥と蒸しパンとりんごで満たしながら、ちょっとお休み。
茶の湯に関する本を読んでいたら「雨聴」という言葉をみつけた。
雨の日には雨を聴き、冬には身を切るような寒さを、
どんな日も、その日を好く味わう。
それがお茶の世界で言う「日日是好日」
会いたい人には、きょう会いに行く。嬉しかったら、分かちあう。
好きな人がいたら、好きだと伝えなきゃ。
きょう一日を抱きしめる、それが「一期一会」
明日は知れぬ日々に身をおく戦国武士の間で生まれた
茶の湯に学ぶことは多い。
空の青さも、花の色も、あのひとの声も
五感のすべてで味わい抱きしめたいと思う、
秋のはじめのちょっとセンチメンタルな午後。
と、野菜ソムリエ試験まであと10日。
遺伝子組換え表示義務のある7種類の農産物って、答えられます?

 
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