公民館が主催する夏休みこども料理教室の 講師を頼まれて、プログラムを作成。 小学校低学年にも容易に作れて、 苦手な野菜を好きになれるようなメニュー。 夏だからトマト、それを砂糖で甘く煮て、 おやつに食べられるトマトのコンポートはどうでしょう。 こどもだったら・・・と所用時間を測りながら、 実際に作ってみます。 ちいさな仕事ながら手を抜かず、 こどもたちの心に種をまくことのできる 講座にしたいと思います。
パラパラと雑誌を拾い読みしていたら、 こんな数行に目が止まって、あれ? 「健康で無駄がなくて 真面目で威張らない」 名もない職人の手から生み出される 日常の生活道具に美を見出した柳宗悦が、 民芸の魅力を語った言葉です。 それが、ごく親しいある人を形容するにぴったりの 言葉だったものだから。 それは、まったく、うさぎが人やものの「好き」を はかる物差しそのものでもあったから。
写真は愛用の急須、茶葉がきれいに濾され、 実にきもちよく湯呑みに注がれます。 急須づくりに始まった常滑の技量です。