シニア野菜ソムリエ花井綾美と「広島の大地の旬」をいただきましょう
2009年8月3日

犬島は、岡山県エリアの瀬戸内海に浮かぶ小島。
宝伝港から小さな定期船で約5分、
銅の生産と輸出が日本経済を支えていた20世紀初頭まで
銅の製錬所の稼働で栄えた島です。
そして、いまは製錬所を
近代化産業の遺産として保存するとともに
アートワークの拠点として注目を集めています。

きのうまでの梅雨空が嘘のように、夏空がまぶしい日曜日。
思いつきで発起した「瀬戸内の風土と文化を巡るツァー」
山口県の祝島に続く第二弾、仲間8名で島へ。
定期船が出る、その名もめでたい宝伝港は、
真っ黒に日焼けしたこどもが元気に遊ぶ
のどかな夏の風景。

小さな定期船で犬島上陸。
港のすぐそばに建つレセプションハウスでチケットを購入し、
ガイドの案内で約70分の見学コースを歩きます。
銅を精錬する過程で生じた鉱物で作ったカラミ煉瓦が
なんともいい風合い。
石切り場も残る犬島は「石の島」でもあり、
アートプロジェクトでは花崗岩がふんだんに使われています。

夏空を突く煙突は、産業遺産のシンボル。
今は人口50人の静かな島も、
煙突から煙が立ちのぼった時代には
約3千人が暮らしてにぎわったといいます。

製錬所跡の内部では
さまざなな実験アートが見られ、
見学料千円ぽっきりでたっぷりと楽しめます。
見学を終えて、カフェで一休み。
トイレの個室は一部壁で区切られているものの、
お隣さんとつながっているのにびっくり!
製錬所のトイレがこういう造りであったという
プレゼンテーションでしょうか???
カラミ煉瓦で作られた壁にイラストが描かれていました。

港にサックスを吹く人あり。
船の発着時間に、生演奏が流れます。
好きで吹いているのか、それとも仕事なのか、
よく分かりません。
犬島見学は予約が必要。
犬島アートプロジェクトまで。



2009年8月2日

野菜ソムリエ仲間で、一品持ち寄りパーティー。
野菜好きらしく、工夫を凝らした野菜料理や
自分の菜園で穫れたトウモロコシ、
逸品の葡萄やオレンジがテーブルに並びます。

「好みで賀茂茄子の煮物とドライトマトをのせて」と、
チーズと胡麻入りのクッキーも全部手作りしてきたKくん。
クッキーにナスという組み合わせに舌を巻きます。
自分の農園で珍種の栽培に真摯に取り組む
ココロ熱い青年です。

サッポロビールにお勤めのOさんは、
来年のバレンタイン用に開発の未発売商品を持参。
チョコレート味の不思議なビールです。

きょうは仕事で参加できなかった
青果市場のHさんから差し入れの日本一おいしいスイカ、
包丁を入れるのは、福島出身の八百屋の息子。
野菜仲間が集って心地よいと感じるのはいつものこと。
うさぎが興味を持っている農事暦のことや豆を植える話、
はたまたこれまで歩んできた人生の話などで
大いに盛り上がった一夜でした。



 
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