飛行機や高速バスのチケットに化粧品、 聖域であったはずの本さえも、最近ではネットで注文。 夥しい数の本たちが発する匂いや空気が たまらなく好きで、 「本だけは絶対に書店に足を運んで買う」と決めていたのに、 ネットの便利さに抗えないうさぎです。 欲しい本が書店で扱っていない場合も多く、 注文をかけて届くまでの約２週間が待てないという 事情もあるのですが・・・。 街から書店が消える日はそう遠くないと言ったのは、 IT時代の寵児ホリエモン。 でも、知の果実がたわわに実る書店で過ごす時間は、 何ものにもかえがたいものがあります。 ジュンク堂さん、どうか在り続けてね。 本を買うスピードに読むスピードが追いつかないという 問題を抱えながら、今朝もまた１冊注文。

部屋から見えるハナミズキの紅い葉も落ち、 紅葉の美しい季節も終わりでしょうか。 色づく街路樹を信号待ちに眺めるだけで、 心染まることなく散ってゆく錦の秋。 思い出すのが幼稚園の遠足バスの中で歌った 唱歌の「もみじ」です。 ５歳にはちょっと難しい歌だったかも知れませんが、 幼心にその歌詞の美しさに惹かれました。 「早春賦」「夏は来ぬ」そして「冬景色」・・・・ 情景が心に思い描ける日本の歌、いいですね。