お昼のニュースが全国的な猛暑を伝えます。潔いほど暑いです。
いつものウォーキング・コース、こんなにきれいな空が広がっていました。
青と、白と、緑、なんだか歌いたくなります。
エアコンの部屋に籠もっていては見ることのできない風景。
この夏は、この夏限りの夏です。
もてるすべての力で羽を震わせる蝉のように、謳歌しちゃいましょ。
虫の図鑑をひらくと、いろいろなセミの鳴き声を聴くことができます。
しばし、森の時間を。
森にいるような心地で目覚める、蝉しぐれ。
八月も半ば、朝の空気がひんやりしてきたと思ったらツクツクボウシが鳴き始めました。
大きく枝を伸ばした山桜の春太郎の懐で心地良さそうです。
ヒグラシ、クマゼミ、アブラゼミ、鳴き声を聞き分けることができるようになったこの夏、
また少し、自然に近づけたような気がします。
キッチンの壁に棲みついた蝉は、南仏のプロヴァンス生まれ。
かの地方では蝉は幸福のしるしだそうです。
プロヴァンスの代表的な産品であるファブリック(布地)の柄にもよく見られます。